ヤンヤンデレデレ
誉の長い髪を指ですく。
「どこの誰?誉を怒らせたのは。誉がスッキリできるようにやってあげるよ」
「昼間から、ワンカップ片手に道歩く、酔っ払いオヤジです」
「何された」
事と次第によっては、殺しでもしそうな目付きに代わる瑞希だった。
「バイト帰りに、からまれました。私には瑞希さんいるのにベタベタと……」
既に洗った体を、彼の体に擦り付ける。
「そいつの特徴教えて、今から探してくる」
百通りの殺害方法を瞬時に考えた瑞希であったが。
「いえ、もうやってきました」
やる気が虚脱に変貌する。
「殴って気絶させて、私に触った手をハサミで“ぶつぶつ”やってきました」
「その程度で終わらせるなんて生易しい。どこにそいつ、“捨ててきた”?俺も今からそこに行って、やってくるから」