ヤンヤンデレデレ
「誉を守るのは俺なんだ。必ず確実に、君を守るために俺がいるのだから――頼ってよ」
「……、でも、瑞希さんの仕事の邪魔に」
「むしろ仕事が邪魔なぐらいなんだ。連絡あれば、すぐにでも駆けつけて、誉に近づく奴を、全部、全部全部、全部!殺せるし、殺したい!誉が安心していられるように、俺はそのためだけに生きているのに!」
誉の肩に置いた手が、知らずと力む。
「俺は、頼りないか?」
「そんなことないですよ」
今度からそうします、と肩にある手を取った。
「今度は、瑞希さんも一緒に――やりましょうね」
満足げな笑顔で、瑞希が我に返る。
「ごめん、君に怒鳴ることじゃないのに……」
「瑞希さんも激おこぷんぷん丸ですね」
「……、クッ、そうだね」