空の果てへ


それは、もう少し後のことのようで。


俺達は、どんどん敵を斬っていった。


辺りに飛び散る、血。


響く悲鳴と銃声。


その、嫌な音に目を閉じたくなる。


闘っている最中だったから、よくは分からないが・・・


少しは、新政府軍より優勢に進めていたはずだった。


そして・・・


あれが、俺達の目の前に掲げられた。



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