空の果てへ


「彼女は、人の愛情を信じてなかった。


愛されてても、愛されていないと思っていた。


だから・・・お前は間違えてはいない」



まっすぐに俺を見る、透き通ったガラスのような瞳。


・・・同情か?


同情してるのか? この人は。



「同情なんて、いらないです」


「は? 俺が同情なんk「もう、止めてくださいよ!」
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