†*†ヴァンパイア学園†*†  巫女姫×王子


「・・・驚かないんだな。」

「え?十分、驚いているんだけど・・・驚きすぎて、考えられないって言うか。」

「そうか。」




目を細め優しく微笑むと、私の頭を撫でる。

その微笑みに、仕草に、また私の心音がトクンと跳ねた。




「っ。あ、あの・・・なんで私を学園の薔薇に選んだん、ですか?」




冬夜さんの顔を見ていられなくて、自分の手元に目線を置いて

俯いたまま聞いてみる。




「それは・・・前にも言っただろう。俺が選んだからだ。」

「だから、なんで?」

「・・・お前は、特別な血を持っている。」

「血?」

「そうだ。俺達ヴァンパイアにとって、香高く甘美な・・・そして、唯一無二の血。」



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