イケメン俺様君のお姫様☆
それが何か理解すると、
顔は更に赤くなる。



「可愛いー」



奏汰って、こんなに意地悪
だったっけ?



私にぴったりとくっついて
離れてくれない。



「…もう!離れてよ!」



私は赤い顔を両手で隠して
奏汰から離れる。



でもまた奏汰が寄ってきて、
まったく意味がない。



だから私は、今度は奏汰の
ベットに逃げた。



でも奏汰はすぐに私の横に来た。



そして、押し倒された。



「…やっ」



奏汰は私の手を掴むと、
ゆっくりと私の顔に自分の
顔を近づけてきた。



「…ん…」



私と奏汰の唇が重なる。


「…んん…」



角度を変えながら舌を差し込まれ、
息が苦しくなってくる。



「んー」


私は一生懸命、隙間から
息をした。
< 37 / 62 >

この作品をシェア

pagetop