あなたのキスで世界は変わる



「可奈子、こっち向いて…」



言われた通りに顔を向けるとそのままキス。

先生がキスするってわかってた。


この体勢キツイってたいがい気づいて欲しいんだけど…



「このまましちゃう?」


「っだめでしょ…っ」



首筋に唇を這わせる先生。


どこまでも甘い先生が私は好き。大好き。



初めてのキスには不協和音が鳴り響いていた。



でも今は…

ふたりの間には幸せのメロディしか流れない。



あなたのキスで世界は変わった。



そして未来では

純白のドレスを身にまとった私にキスをして



新たな世界に連れてって。




fin.
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