フレンズ
「え・・・?」
「カズと結婚なんて、ありえない、ありえない、ありえないつーの」
私は、足をばたばたさせて大げさに笑った。
「ちょっと、そんなマジ顔でジョーダン言うの、やめてよ」
そしてカズの肩を思い切りたたいた。
ぶすっとしてるカズのこと私は、気づかないふりをした。
たぶん、落ちてる私の様子をみて言ってくれたその気持ちは嬉しいけど
まったくその気はないし。
っていうか
私とカズの間にある
友達──
この境界線を
私は、越えたくないんだ・・・。
カズは、友達。
友達がカズだから
私は、私で、いられる。
いやになるくらいドロドロした関係も
ぜんぶ、ぜんぶ
チャラにしてもらえる気がするんだ。