葉桜~late spring days
反対側のホームで、電車を待つ晴香が見えた。手を振ってみた。電車が来て、窓越しに晴香が手を振った。
ふと、我に帰った。
そう、あの笑顔が大好きだ。
それだけで、ただそれだけでいいんだ。晴香が笑顔でいてくれたら、それだけで何もいらない。そばで、いやそばでなくても、その笑顔があるってだけで、ちょっと幸せな気分になる。それでいい。
拓人のところに行けばいい。
大和の言葉がすんなり降りてきた。自分の中の答えが見つかった今なら、拓人のところに行けば、不安を消すことができる気がする。
ひとまず、花を買っておこう。
晴香には言っていない、しょっぱなから墓参りってビックリ通り越してどん引きかもしれない。嫌われたらその時だ。腹をくくろう。
晴香の答えがどうあれ、自分の気持ちにケリをつけなければ、あらゆることにおいて、先に進めないだろう。
ふと、我に帰った。
そう、あの笑顔が大好きだ。
それだけで、ただそれだけでいいんだ。晴香が笑顔でいてくれたら、それだけで何もいらない。そばで、いやそばでなくても、その笑顔があるってだけで、ちょっと幸せな気分になる。それでいい。
拓人のところに行けばいい。
大和の言葉がすんなり降りてきた。自分の中の答えが見つかった今なら、拓人のところに行けば、不安を消すことができる気がする。
ひとまず、花を買っておこう。
晴香には言っていない、しょっぱなから墓参りってビックリ通り越してどん引きかもしれない。嫌われたらその時だ。腹をくくろう。
晴香の答えがどうあれ、自分の気持ちにケリをつけなければ、あらゆることにおいて、先に進めないだろう。