気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】



「へっ?!」


 驚いたのか声が裏返ったゆぅ。


 まぁ、見当はつくけどっ


 だって私、今ゆぅの手の指を五本全部握ってるんだもの。


「だから~ーーー」

「えっ!いいの?」


 私の言葉を遮り、身を乗り出して目をキラキラ輝かせてる。


「うっ、ぅん……?」

「やったぁっ!!!」


 なっ、なによぅっ!?

 そんなに喜ばれても、ご期待に沿えるかわからないんだけどっ!



「しようっ!ねっ!?ねぇっ?!」

「え、うん……?」



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