黄昏に香る音色
里美のことを、気に掛けながら、

いつのまにか、明日香は、眠りについていた。



目覚めた朝は、快晴だった。

部屋の窓を開け、朝の日差しをいっぱい浴びて、明日香は大きく、背伸びをした。

「とにかく!里美に会おう」

家を飛び出た明日香は、

いつのルートで、学校へと向かった。

学校に着いた明日香は、

教室に、先に来ていた里美を見つけ、

明るく駆け寄る。

「おはよう!里美」

里美は、明日香を見ると、

すぐに視線を外し、

「おはよう…」

一応、挨拶はするけど…明日香の横を、擦り抜け、

里美は、教室をでていった。

そして、

授業が始まるまで…教室に、戻って来なかった。

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