SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
俺はベットから出て急いでスーツを着て、カーテンを開けた。


夜の帳がすっかり降りて…美しい夜の煌めきが視界に飛び込んだ。



「…疚しいキモチがあったんですね…藤堂さん」


「!?」



振り返ると下着姿の那子が立っていた。



「…俺は…」



「…この責任取ってくださいね…藤堂さん」



「責任って…??」




「私…初めてだったんですよ!!」



「…那子さん…俺は貴方に…」



那子さんは大粒の涙を零して、俺に抱き付く。



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