守ってくれますか?
骨が折れてなきゃいいけど・・・


「女、覚悟しろよ・・・」

ボスらしき人はニヤニヤ笑ってる。


あらま。

私を甘く見すぎなんじゃなくて?


「ふふっ・・・」

「な、何笑ってんだ!!!」

ボスらしき人が怒鳴る。


「さあ、なんでだろうね?
・・・さ、そんなことよりも、反撃いくよー」

私は笑いながら、明るくボスらしき人の顎を蹴り上げる。


久しぶりに、戦いがいのある人っぽいー♪

ふふふっ・・・
思いっきり攻撃できる♪



・・・・私はそれから、ガンガン攻めて、3秒でボスらしき人を仕留めた。


・・・けっこう、あっけなかったなぁ

ってか、そんなことより、さっさとここから出ないと!


ヨウコさんの拳骨が・・・拳骨が・・・



私は鍵を見つけようと、ボスらしき人のジーンズのポケットに手を入れようとした。

そして、途中で手首の痛みに顔を歪めた。



・・・・・ヤバイな・・・

けっこう、痛い。


というか、痛くて動かせない。


私の顔は、みるみる青くなる。



・・・・・ピンチ、かも・・・



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