守ってくれますか?



・・・・・・・・・・・・・・


「・・・ナオ様?」
その声にハッとした。

「どうしたんですか?ぼーっとして・・・」
ヒカリが心配そうに俺を見ていた。

「・・・いや、なんでもない。」

「そうですか。良かったです♪」

ヒカリが優しく俺に微笑む。

どきっ・・・・

ああ、本当に、どうしたんだよ!俺!!


「・・・・・ヒカリ。」

「はい。」

「風呂、入るか?」

「はい!・・・・・って、えええええ!?いいんですか?!」

「もちろんだ。右の突き当たりにある。入って来い。」

「は、はい!ありがとうございます!!」

ヒカリは元気良く返事をすると、風呂へ向かった。


・・・・はあ・・・。

いったん、冷静になんねえとな。


・・・ヒカリがいねえと、なんか物足りねえ・・・・・


「・・・・はあ・・。」

俺、この短期間で、どんだけヒカリに惚れてんだよ・・・・
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