素敵彼氏の裏の顔
この様子を見ると、さすがに金髪が可哀想になる。
淳ちゃんでもこんなことしなかったよ、きっと。
「マジで謝ってんのか?
笑わせんな」
ちっとも楽しくなさそうに隼人がボヤく。
「あの女に手ぇ出したっつうことは……」
金髪の頬を涙が伝う。
「俺を敵に回したっつうことだ」
隼人はそう言って、金髪の髪を引っ張って無理矢理立たせる。
金髪は操り人形みたいな不格好な姿勢で立ち、震え、そして泣いていた。
「……殺す。
俺の前に二度と現れないように」
は……隼人、だからそういうのは……!!
思わず身を乗り出していた。
その瞬間足元が滑り、無様に宙を舞うあたし。
悲鳴を上げ、そのまま隼人のすぐ後ろの空間へとダイブしていた。
馬鹿!!
あたしの大馬鹿者!!!