僕と彼女の秘密の物語。

ーーーーーーー…


「祥太!」


同じゼミの高橋が、どこか嬉しそうに手を振って駆け寄って来た。


「…何?」

「来週の火曜の夜、祥太バイト入ってる?」

「いや、確か入ってないけど」

「よし!じゃあ空けとけよ!

S女と飲み会セッティングしたから」


高橋はどこか誇らしげに言った。

S女は言わずと知れたお嬢様大学だ。


「いや、僕いいよ」

「は?!何言ってんだよ祥太!

お前、彼女と別れてどんだけ経つよ?!
もしかしてまだ引きずってんのか?!

てゆーかもっと遊べ!
“真剣なお付き合い”じゃなくて良いんだから!俺らまだ大学生だぞ?!」


高橋はバシバシと僕の肩を叩きながら言った。

「別に引きずっては…」



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