僕と彼女の秘密の物語。
「…貴方って本当面白い。
普段ぼーっとしてどこか頼りなくて…
なのにたまにすごく男らしかったり。
優しいかと思ったら、あの時はすごく意地悪だし」
「え、僕そんなぼーっとしてませんよ。
てゆーか僕のこと…前から知ってたんですか?」
「えっ?!
いや、ち、違うの!
そんな、たまたまよ!たまたま!
たまに学内で貴方のこと見かけたことがあるだけ!」
急に恥ずかしそうに顔を赤らめて、彼女は慌てて言った。
「…西野さ…」
「本当よ?!
うっ、嘘じゃないんだから!」
次は、僕が笑う番だった。
真っ赤になって必死に弁解している彼女が面白くて…
どうしようもなく可愛くて、我慢出来なかった。
「ハハッ、西野さんの方がよっぽど面白いと思うけど」
「う、嬉しくない!」