僕と彼女の秘密の物語。


「…貴方って本当面白い。

普段ぼーっとしてどこか頼りなくて…
なのにたまにすごく男らしかったり。

優しいかと思ったら、あの時はすごく意地悪だし」


「え、僕そんなぼーっとしてませんよ。

てゆーか僕のこと…前から知ってたんですか?」


「えっ?!

いや、ち、違うの!
そんな、たまたまよ!たまたま!

たまに学内で貴方のこと見かけたことがあるだけ!」


急に恥ずかしそうに顔を赤らめて、彼女は慌てて言った。




「…西野さ…」


「本当よ?!

うっ、嘘じゃないんだから!」



次は、僕が笑う番だった。

真っ赤になって必死に弁解している彼女が面白くて…

どうしようもなく可愛くて、我慢出来なかった。


「ハハッ、西野さんの方がよっぽど面白いと思うけど」


「う、嬉しくない!」





< 45 / 60 >

この作品をシェア

pagetop