不良系幼なじみとの甘い恋愛事情
大丈夫かな……岩佐さん。
さっきの姿を思い出して胸が痛くなった。
だからかな、少しだけ肩を持ちたくなった。
「あんなひどい言い方しなくても良かったんじゃないの?」
歩くの早すぎだし、もう少しあたしのことも考えてくれたっていいのに。
渡り廊下の中央まで来たところで、愛翔は足を止めてあたしの方を振り返った。
「ひどいのはお前の方だろ?」
「はぁ⁉あたしはなにもしてないじゃん」
ひどいこと言ったのは愛翔のくせに。
「お前……もうちょっと自分の立場ってもんを考えろよ」
やれやれといった感じの愛翔の態度に、なぜだかムッとした。
なんであたしが悪いみたいに言われなきゃなんないのよ。