恋人たちのパンドラ【完】
***
悠里は一度も足を踏み入れたことがないその場所のドアの前で立ち止まっていた。
「接待とは聞いていたけど、こんな高級クラブ・・・」
悠里を怖気づかせるには十分な高級そうなドアを‘えいっ’と開けた。
するとすぐに、背の高い髪をオールバックにした黒い服を着た男に声をかけられる。
「こちらは、初めてでらっしゃいますか?」
「あの、はい。こちらに碓井さんと言う方がいらしゃると思うんです。ここに来るように指定されて・・・」
「かしこまいりました。こちらにどうぞ」
黒服の男は二コリともせずに悠里をVIPルームへと案内した。
黒服によってVIPルームのドアが開けられると、大きなソファに身体を預けている壮介がいた。
両脇には綺麗な女性が一人は壮介の膝に手を置き肩にしなだれかかり、もう一人は壮介に熱い視線を向けながら、お酒を作っていた。
悠里は一度も足を踏み入れたことがないその場所のドアの前で立ち止まっていた。
「接待とは聞いていたけど、こんな高級クラブ・・・」
悠里を怖気づかせるには十分な高級そうなドアを‘えいっ’と開けた。
するとすぐに、背の高い髪をオールバックにした黒い服を着た男に声をかけられる。
「こちらは、初めてでらっしゃいますか?」
「あの、はい。こちらに碓井さんと言う方がいらしゃると思うんです。ここに来るように指定されて・・・」
「かしこまいりました。こちらにどうぞ」
黒服の男は二コリともせずに悠里をVIPルームへと案内した。
黒服によってVIPルームのドアが開けられると、大きなソファに身体を預けている壮介がいた。
両脇には綺麗な女性が一人は壮介の膝に手を置き肩にしなだれかかり、もう一人は壮介に熱い視線を向けながら、お酒を作っていた。