君に愛して、僕を恋する。





父さんへのプレゼントラッシュ ( さり気なさの欠片もないアピールラッシュ ) を終わらせて、自分の席に座わる。




それより、なんで父さんが倒れたこと、皆が知ってるのか。

心当たりは一つだけ。





「雅。」


「おはよー。今日もモテよるなぁ。」





前の席の雅真一 ( みやび しんいち ) は、幼稚園からずっと一緒の幼なじみだ。


父さんが倒れたことを直接伝えたのはこいつだけ。




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