君に愛して、僕を恋する。





別に睨んだわけじゃないこと、あいつもきっと分かってるだろう。




気がついたらHRの20分前で、クラスメイトのほとんどがもう来てた。





「恭くんおはよう。」





そう声をかけてきたのは隣の席の島咲佳代 ( しまざき かよ ) 。

学年2位の頭をもつおさげちゃんだ。




「おはよう。」


「今日も大変だったみたいだね。」





佳代は苦笑いしながら席につく。





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