君に愛して、僕を恋する。






「今日、ご飯作りに行こうか?」


「いや、いいよ。美菜子さん、心配するだろ。」


「だって、あんまり寝てなさそうだし。お母さんも恭くん家なら許してくれるって。」





確かに昨日はぐっすりとは寝れてない。

普通気がつかないようなことでも、気がつくところが佳代の凄いとこ。





「じゃあ、お言葉に甘えて。」


「そのまま恭くん家行くから、買い物付き合ってね?」





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