君に愛して、僕を恋する。

コーヒー牛乳







放課後、一回家に帰ると言った佳代を送り届けて、雅と俺の家に向かう。



家の近くの角を曲がると、見覚えのある人がいた。






「あれ、真中サン?」





雅が声を掛けると、びっくりしたように彼女が振り向いた。





「あ、恭介ん家のお隣さんだったっけ。」


「何してんの?」





俺たちが近づくと、少し警戒したように口を開いた。





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