君に愛して、僕を恋する。




お隣さんは、ついこの間引っ越してきたばかりで、引っ越しの挨拶で顔を合わせただけ。


そのときは、40後半くらいの男の人が一人で来てた。
あんなに若い子が居るとは思わなかった。





物音を立てないようにゆっくりと、玄関を通り抜けた。




買ってきた風邪薬と飲料水を持って、父さんの部屋をノックする。

多分寝てるだろうけど、一応。



案の定、返事はなくて寝息が聞こえた。




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