ぱんつのおかず
✳︎
陸上競技場から出たとき。
残ってたんは、寝不足でダルい頭やなくて、フラフラにのぼせ上がった脳みそやった。
その脳みそ抱えたまんま、一人で帰りの電車に乗ったウチ。
…一人、イヤや。
カオちんと帰りたかった。
今日すごかったなぁ〜、おもしろかったなぁ〜いうて、笑い合いながら電車乗りたかった。
やないと、すぐ浮かんでくるねんもん。
ドキドキしすぎて、吐きそうになるんやもん。
「どないしよう…」
気持ち的に、直行で家になんか帰れんくって。
どうにか気分転換したくて。
途中下車して、本屋さんも雑貨屋さんも、思いつく限りのところ、寄り道した。
そんでも勝手に浮かんでくる映像も声も消えんくて、午後7時前。
いい加減帰らな怒られる、晩ご飯の時間が来てしもて。
結局脳みそ湯だったまま、帰り道をたどる。
陸上競技場から出たとき。
残ってたんは、寝不足でダルい頭やなくて、フラフラにのぼせ上がった脳みそやった。
その脳みそ抱えたまんま、一人で帰りの電車に乗ったウチ。
…一人、イヤや。
カオちんと帰りたかった。
今日すごかったなぁ〜、おもしろかったなぁ〜いうて、笑い合いながら電車乗りたかった。
やないと、すぐ浮かんでくるねんもん。
ドキドキしすぎて、吐きそうになるんやもん。
「どないしよう…」
気持ち的に、直行で家になんか帰れんくって。
どうにか気分転換したくて。
途中下車して、本屋さんも雑貨屋さんも、思いつく限りのところ、寄り道した。
そんでも勝手に浮かんでくる映像も声も消えんくて、午後7時前。
いい加減帰らな怒られる、晩ご飯の時間が来てしもて。
結局脳みそ湯だったまま、帰り道をたどる。