20100228-Anniversary-

『明子さん、もっと私達色々な事を話す必要がありそうですね。』


『う、うん。』


『私、奴が許せない。
取り合えず、電話を掛けなおしますので番号教えてください。』


『・・・分かった、陽菜ちゃんもしかして浩ちゃんに?』


『・・・はい。』


明子さんの携帯番号を聞いた後、浩輔に電話を繋いでもらうようにお願いする。


『ちょっと、待っててね。』






数分後、浩輔が電話を変わった。


『もしもし?陽菜?』


ぬけぬけと、私が何も知らないと思ってるのか!!


『明子さんから聞いた。後輩の女の子に手を出すなんて最低。』


『・・・えっ?何の話?』


『っていうか私と明子さん二股だったんだね。仲直りしようと考えてた私が馬鹿みたい。』


『ちょっ、陽菜何どういうこと?』


電話の向こうで浩輔が慌てているのが分かる。けれど、今の気分で冷静に話せるはずもなく思うままに酷い罵声を浴びせた。


『二度と話したくない、ってか縁は切るから。絶交!はい、さよなら!!』


夢中で言いながら涙が出てきた。


あの頃の自分が可愛そうで、明子さんも可愛そうで。



・・・絶対許さない。
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