20100228-Anniversary-
ふいに浩輔の手が前髪に触れ、そっと上へあげた。


!?


『・・・・・。』


何するの?何でおでこ?
と思っていると額に柔らかいものが押し当てられた。


わ-っわ--っ!!!


今、おでこにキスされたよね!?


本気で逃げ出したかったけど、ぎゅーっと目を閉じて耐える。



と思っていた次の瞬間


『!?』


ふわっと柔らかい感触が唇に。


あっ・・・


直ぐにそれは離れた。


一瞬だけ触れたお互いの唇。







『・・・陽菜。』



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