20100228-Anniversary-
『・・・・・。』


・・・浩輔そんなにキス嬉しかったんだ。


手紙を読んで一人で赤面して悶えた。



そうだ、今週末は初めて彼の家にお邪魔するんだったー・・・。




-----・・・



週末、電車を乗り継いで隣のI市まで彼に会いに行った。


初めての電車一人旅。
初めての彼の家、家族もいるだろうし何て挨拶しよう。


頭のなかで何度もシュミレ-ションをしつつ、駅で買ったお土産を大事に抱えて1時間後I駅に到着。


駅の改札口を出ると浩輔が待っていてくれた。


『久しぶり。』


『・・・うん。』


初めてのキス以来で、照れてしまい返事をすることしか出来ない。


『照れるね。』


私の気持ちを察してか、浩輔は一言そういい私の手を引いてくれた。

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