20100228-Anniversary-
『陽菜、これが俺の愛車。』
そう言われ、俯いていた顔をあげれば黒い自転車があった。
大分、照れも取れてきたので気になったことを質問した。
『浩輔の家まで駅からどれくらい?歩いて行くんだよね?』
そう、彼の自転車は二人乗りではなかったからてっきり徒歩だと思っていたけど彼はにやり顔。
『陽菜、これを見て。』
そう言いながらポケットから取り出したのは見たことがない小さな金属の棒。
『何それ。』
私が?マ-クでいると
『ハブだよ!ハブステップ!』
・・・ハブ?ステップ?
さっぱり分からなくて首を傾げていると慣れた手つきで後輪の横に装着。
自転車にまたがり、笑顔で
『乗って。』
・・・え?これに?
『どうやって?』
全くどうやって乗るのか分からない私に、両方の棒にそれぞれ足を置いて立ち乗りすることを教えてくれた。
『俺の肩につかまって。』
そう言われ、俯いていた顔をあげれば黒い自転車があった。
大分、照れも取れてきたので気になったことを質問した。
『浩輔の家まで駅からどれくらい?歩いて行くんだよね?』
そう、彼の自転車は二人乗りではなかったからてっきり徒歩だと思っていたけど彼はにやり顔。
『陽菜、これを見て。』
そう言いながらポケットから取り出したのは見たことがない小さな金属の棒。
『何それ。』
私が?マ-クでいると
『ハブだよ!ハブステップ!』
・・・ハブ?ステップ?
さっぱり分からなくて首を傾げていると慣れた手つきで後輪の横に装着。
自転車にまたがり、笑顔で
『乗って。』
・・・え?これに?
『どうやって?』
全くどうやって乗るのか分からない私に、両方の棒にそれぞれ足を置いて立ち乗りすることを教えてくれた。
『俺の肩につかまって。』