秘蔵っ子の憂鬱※タイトル変更

ということで解散となりまわりは各自の席に引き上げていく。

そんな中、結城さんが私のもとに近づいて来た。

「かなちゃんだよね?
よろしく。」

なんでわかったんだろ?…

「あの、なんであたしだってわかったんですか?」

結城さんは
「言われた瞬間、え?って顔してた」
と少し笑いながら言った。

「と、とりあえず、席につきましょうか。」

慌てて話題を変える、見苦しい自分。
とにかく、頑張ろう!
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