夢色シャイン





もう誰かなんてすぐに分かる。






「おはよ」





私は振り向いて笑顔を向ける。



けど、一生の少し後ろに見えた由紀ちゃんの姿。





そこでハッとする。



由紀ちゃんのために、距離を置かなきゃいけないんだ。





いつものようにずっと一緒にいるのも良くないよね。



こうやって由紀ちゃんの前で話すのも。







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