【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「初めて見た時に“似てるなー”って思ったけど、本当だったんだ。」


俺は花歩の代わりに小さく頷いた


「奏哉は知ってたの?」


「あぁ、あの写真見たら“お姉ちゃん”って呟いてそれで…」


それだけ言うと麻依は分かってくれたらしい


「麻依に隠すつもりはなかったんだけど…。自分の中で決心がつかなくて話せなかったの。ごめんね…」


「ううん。話してくれただけでも嬉しいよ。ありがとう。これからも仲良くしてね?」


“仲良くしてね?”と麻依に言われ嬉しかったらしく花歩の表情が明るくなった


「知歩と花歩、似てるね。でも、ちょっと違うよーな。」


「知歩は髪が短かったからね」


「それで印象が違うのか。」


花歩も麻依に話してスッキリしたらしく笑顔だった


それからは他愛のない話をして盛り上がった
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