【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
気持ちを落ち着かせ花歩達のところへ戻る


「奏哉!!遅い!!」


母さんは準備をしながら叫ぶ


「仁と一緒に倉庫から炭取ってきて。」


案の定、こき使うのか。


花歩を見ると笑顔で手を振っていた


うん。癒された


仕方なく仁と一緒に倉庫へ行く


花歩も頑張ってるんだし俺もこのくらいはしなきゃだよな


「奏哉が花歩ちゃんと付き合うなんて思いもしなかったなー!!」


「はっ?」


「奏哉、知歩が居なくなってから恋一つしなかったじゃん」


……確かにそうだな


そういえば、仁は花歩と知歩が姉妹って知らないんだっけ?


「花歩は良いヤツだよ」


俺にはなくてはならない存在


「奏哉に先越されるなんて思ってなかったー!!」


仁は先に俺に彼女が出来たことを悔やんでいた
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