【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「どうした…?」


「怖かったぁ…///」


花歩は俺の胸に顔を埋めた


まだ体は熱いみたいだ。


「怖い夢でも見たか?」


「うん…。」


「お前、熱あるから寝てな」


俺は再びゆっくりと花歩を寝かせた


「どうりでダルいと思った」


……気付いてたのか。


「入るぞ。」


この声は佐々木だな


「花歩、大丈夫か?」


……やっぱり。


花歩は素直に首を横に振っていた


「進みそうな授業はないし帰って良いぞ。」


「でも、家に帰っても誰も居ないんです。だから、どうしようもない」


花歩のお父さんは仕事だしな


「先生、俺が連れて帰る」


その方が良いだろう。


「じゃあ、俺が奏哉んちまで連れて帰る」


佐々木は“すぐ出れるように準備しとけよ”と言って出て行った
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