【完】恋した相手は元カノの妹～キミに溺愛中～

「良かったの…？」


不安そうな顔をする花歩


「家に１人で居るのも寂しいだろ？」


だから、連れて帰ろうって思った


----トントン


「失礼します」


入ってきたのは麻依と佐々木


「荷物、持ってきたよ」


「サンキュー。片付けるから待ってて」


俺は急いで片付ける


「奏哉、俺は校門のところで待ってるからな？」


「分かりました。」


佐々木はそれだけ告げると出て行った


「麻依、２人分の荷物持ってくれるか？」


「分かった」


麻依には荷物を持ってもらった


花歩はゆっくりと起き上がりベッドに腰掛けていた


「花歩、動くなよ？……よっと。」


「えっ？ちょっ…」


俺は軽々と花歩を持ち上げた


「歩くってばぁ…」


そんな風に言ってるのも無視してお姫様抱っこしたまま歩いて行く