【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「やっと居なくなった」


と言ってあたしの手を握る


「ただいま」


「お帰りなさい。疲れたでしょ?」


家でゆっくり休んで良いのに此処に寝泊まりして学校にも通っている


用がない限り家には帰らない


「奏哉、家でゆっくり休んで良いんだよ?あたしのこと放ってて」


「それは嫌だ。俺が花歩の傍に居たいだけなの。家に居た方が心配で眠れねーよ」


奏哉は心配性なんだ


「勉強出来るか?」


「痛みがヒドくてどうしようも出来ない」


そろそろ薬が切れたみたい


薬が切れてからの痛みは言葉に出来ないんだ


「俺に出来ること少ないな」


「奏哉は傍に居てくれるだけで充分だよ」


その言葉を聞いて頭を撫でてくれた


背中をさすれない代わりに頭を撫でて安心させてくれるんだ
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