【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「奏はまだ小さいけど、娘が出来たみたいって喜んでた」


……なら良いけど。


「奏哉…喉渇いた」


「ちょっと待ってろ」


奏哉はあたしを座らせると飲み物を取りに行った


「冷蔵庫もあるの?」


「あぁ、小さいヤツだけどな」


なんて話をしながら奏哉の部屋を見渡す


すると1つの写真が目に入って近寄った


……えっ?


その写真の人物を見て驚く


「花歩、どうした?」


奏哉が心配してあたしに近付く


「この人、彼女。今は居ないけどな。」


奏哉の彼女が……


「お姉ちゃん」


だったなんて…


あたしはこれからどうやってこの人と接したら良い?


この写真を見た瞬間、接し方が分からなくなった


「似てるなぁって思ったけど…。お前達…」


「この人はあたしの双子のお姉ちゃん」


……そう続けた
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