【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
あたしは何も言えなかった。


ただ、言えたのは……。


「寒い。奏哉には言わないで…」


この言葉だけ…


「ただい…ま。……って何かあった?」


あっ、奏哉が帰って来ちゃった。


せめて、着替えるまではバレたくなかったな。


「奏哉、詳しい話は後から!!とりあえず、花歩の担当の看護師さんを呼んで来て。」


未咲さんの言葉にただ事ではないと悟った奏哉は優月さんを呼びに言ってくれた。


「花歩、こうなった以上はしっかりと奏哉に話しなさいよ?」


「はい。分かってます」


あたしは返事をするくらいしか出来なかった


今は奏哉に話さなきゃいけないというプレッシャーより水を掛けられたショックの方が大きかった


今までにイジメとかはたくさんあったけど、此処まで懲りるのは初めてだ
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