【完】恋した相手は元カノの妹～キミに溺愛中～

「あたし、何も出来てないからこのくらいはしなきゃだよ」


立ったまま花歩を抱き寄せる


「花歩は充分役に立ってる」


花歩が居るから親父達との会話も続くしお店も繁盛してる



「あたし本当に役に立ってる？」


「あぁ。ちゃんと母さん達のサポートだって出来てる。子育てだって頑張ってる」


花歩目当てにお店に来る人も多い


母さん達だって花歩は気配りも出来るって言ってた


「花歩は花歩らしくやっていけば良いよ」


俺達は娘達を連れて部屋に戻る


ミルクも飲んで寝たし起きるまでは２人の時間


ソファーに座ってアルバムを眺める


「奏哉、サプライズありがと。嬉しかったよ」


「喜んでくれて良かった。俺に出来ることはこれくらいだよ」


これからも花歩を喜ばせたい


何よりも２人の時間を大切にしたいと心からそう思った