§スウィート・ルージュ§~甘い秘密を召し上がれ~(完)
「せんせー、遊んでて、水着持ってこれば…
って、思ってたデショ?」
う…
なんで、わかったんだろ…
じー、っと、手元の水着を眺めて…
「ちょ、桜井くん、コレ、ビキニ…」
「今時、ワンピースの水着なんて、有り得ないっしょっ!」
そ、それは、そう、だけど…
そうだけど…
持ってるバックの中を、もう一度覗いてみる
「せんせー、なに探してンの?」
不思議な顔をして、桜井くんが言う
「あ、いや、パレオとか、ショートパンツとか、
入ってないのかな、と思って…」
「あ? そんなモンあるわけないっしょ!
水着は水着、トップとボトムのみだって
つべこべいわず、
あっちで着替えてきてよ
オレ、ココで待ってるから!」
そう言って、砂浜に建つ海の家を指さした
「あ…はい…わかりました」
たしかに、思ったよりも服が濡れてしまったから
このままでいるのはちょっと…
仕方なく、海の家へと向かった