§スウィート・ルージュ§~甘い秘密を召し上がれ~(完)
部屋に入ると
6畳ほどの畳のスペースに机と座椅子
そして
反対のスペースにはベッドが二つ並んでいた
「桜井くん、ココ桜井くんの親戚なの?」
「うん、オレの母の妹、叔母さんの嫁ぎ先
小さいころ
夏休みは
さっきの海で遊んで、ココによく泊まりにきたんだ
せんせー、身体冷えてるだろ?
温泉、入ってきなよ、あったまるよ」
そう言って、バスタオルと浴衣を私に渡す
「あ、ありがと
あの…
桜井くんも…一緒に…いこ…」
驚いた顔で桜井くんは私をみた
「せんせー、そんなにオレと一緒に入りたいの?!」
「バ、バカっ ち、違うわよっ!
温泉のとこまで、一緒に行こうと思ったのよっ!」
「ぶっ、ははははっ
せんせー、顔真っ赤っ」
「う、うるさいわねぇ 行くの?行かないの?」
耳まで赤い顔を見られたくなくて入口の方へ向かう
「行く、行きますって!待ってよ、せんせー」
後ろから聞こえる笑い声が
なんとなくあったかくて
私も頬が緩ませて
露天風呂まで歩いた