密と蜜~命と共に滴り堕ちる大人の恋~
いけない。これ以上、想像してはいけない。
私はまだ半分にしか切っていないパンケーキを口に詰め込んだ。
「うん。おいしい……」
……わかってるよ。恋愛対象にはならないって。私もそのつもりなんてない。……少しはあるかも。気になっている。
お母さん……みたいでもいいかな。お母さんみたいに親しみを感じてくれているなら。それはそれで幸せかもしれない。
少なくとも先輩、後輩という社会の中のピラミッドに捕らわれるよりはずっといい。
吉沢くん、連れてきてくれてありがとう。また二人でこようね。恥ずかしくて言えないから、心の中でそう言った。
よしっ!!
エネルギーチャージ完了。予想外のエネルギーチャージだったけど、気分上々。
午後も頑張ろう!!
意気込んで、黒髪をきつく縛り上げた。