裏面ワールドトリップ
ハウスドルフさんは何度かうなずくと、目の前の庭園へ視線を移した。


「……そう、か」



再び、息苦しいような間合いが訪れる。



――言わなきゃ良かったかな。



後悔と沈黙の重さに押し潰されそうだった。


しかし、言ってしまったものは

がっかりされてしまったものは


どうにもならない。



「……それでも、さ」


言葉を吟味するようにゆっくりそう言って、ハウスドルフさんはこちらを見返った。


その目に、確信めいたものが宿る。


「それでも俺は、俺を信じて任務を果たしてくれた真琴には感謝してるし
真琴が神様か人間かなんて関係無く、一緒に仕事が出来た事は誇りに思ってる」
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