裏面ワールドトリップ
そして、あの力強く優しい大きな手を、私の前に差し出した。
私はその手を握り返す。
がっしりと包み込むようなあたたかさに
ふと、クリステラクト城での任務の事を思い出した。
肩を支え、敵から身を守り、互いに助け合いながら前へ進んだ事。
そうして不思議な勇気が芽生えた事。
二手に別れても、最後は2人で任務を果たした事。
――ハウスドルフさんも、私を全面的に信用してくれていたのだな。
固い握手を交わしながら、今更のように気が付いた。
「ハウスドルフさん、ありがとうございました。
お元気で」
「真琴もな」
優しく力強く、ほんの少し切ない感触が私の記憶に刻み込まれたのを見届けたかのように、彼の手はゆっくりと離れていった。
私はその手を握り返す。
がっしりと包み込むようなあたたかさに
ふと、クリステラクト城での任務の事を思い出した。
肩を支え、敵から身を守り、互いに助け合いながら前へ進んだ事。
そうして不思議な勇気が芽生えた事。
二手に別れても、最後は2人で任務を果たした事。
――ハウスドルフさんも、私を全面的に信用してくれていたのだな。
固い握手を交わしながら、今更のように気が付いた。
「ハウスドルフさん、ありがとうございました。
お元気で」
「真琴もな」
優しく力強く、ほんの少し切ない感触が私の記憶に刻み込まれたのを見届けたかのように、彼の手はゆっくりと離れていった。