かけがえのない君のために
《未来》


なんだかやたらと身体が痛くて目が覚めた。


パッと隣を見ると椎名くん、じゃない蓮都くんがスヤスヤと眠っていた。




そっか。ぼーっとした頭で昨日のことを思い出す。


私の身体に刻まれた無数の跡に優しくキスを落としてくれて私は彼に・・・抱かれたんだ。




こんな身体を優しく愛おしく何度も愛でてくれて何度も何度も好きだよって言ってくれた彼。


最初は怖かったけど壊れ物に触れるかのように私に合わせてくれて彼のことが本当に大好きだなって心から思えた。
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