超俺様彼氏に愛されて!?
私は大輝の胸の中にすっぽり入ってしまった。
いい匂いがする。
あったかい。
どうしてだろう。
どうしてこんなに、ホットするの? 
私は頭の中でそんなことを考えてしまった。
すぐに大輝の胸から顔を離し、起き上がった。
「ごめん…」
「ったく、お前危なっかしいな」
大輝は呆れたように言った。
「まぁ、いいじゃない。」
でた、可愛い系の人。
「あの~さっき聞き忘れたんですけど…あなた達は誰ですか?」
「あ~スマンスマン」
関西弁の人が笑いながら言った。
「俺は松井海人。よろくぅ~」
「どうも…」
「俺は加山悠太。花恋よろしくね!」 
「はぁ…」
「俺は竹内蒼衣。よろしく」
「はい…」
なんかいっきに紹介された。
「あの…大輝は私に何の用?」
「んぁ?ただ呼んだだけ。」
えっ?意味分からない…
「っていうかこの軍団は何?」
「あぁこれは俺らのグループ。」
「グループ?」
「そう、俺らのグループ。特に名前はない。ただ裏切った奴はどんどん捨てていく。」
「…」
「みんな、大輝に憧れてこのグループに入る奴が多いんだよ!」
悠太さんが言った。
すると、海人さんが、
「俺らのグループは一番強いんだぞ~」
って言ってる。
「へぇ~」
なんかすごいなぁ…
「それと俺らにいちいち敬語なんて使わなくていいから」
蒼衣さんが笑いながら言った。
その後、うちのクラス子が私に話しかけてきた。
「よぉ!」
「お…」
「何だよ、テンション低いな~」
「まぁね…」
それはこんな急に色々説明されて、頭が混乱してる。テンション高くなる方がおかしいわ!
「俺、北川亮太。」
「私、姫川花恋。」
「「よろしく!」」
その後、みんなで色んな話しをした。
今日は一気に4人と親しくなった。

まず、松井海人。
海人さんは関西弁のお調子者ですぐ突っ走るタイプ。一言表すならば「ヤンチャ」
かな~

加山悠太。
悠太さんはすごく可愛くて、ちょくちょく甘える。でも、たまに言う一言が怖い…でも、やっぱり可愛い。
一言で表すと「弟キャラ」 

竹内蒼衣。
蒼衣さんはすごく大人っぽくてまさに先輩って感じ。
何でも出来るのにいばらないでどんな時も冷静。きっとこの人がいなかったらこのグループは成り立ってなかったかもしれない。一言で表すと、「憧れる先輩」

北川亮太。
亮太は明るくてみんなを元気にさせてくれる。亮太と同じクラスでこれから楽しくなりそう!
一言で表すと…特にないな…

そして小野大輝。
大輝は何を考えているのか分からない。
でも意外と人のことを考えている。
なんかこの先嫌な予感…
でも…1つだけ言えることがある。
すごく「俺様」ってこと?
一言で表すなら「謎の男」





 

 


< 6 / 24 >

この作品をシェア

pagetop