‡キス魔な彼氏‡
「牧野とデート♪牧野とデート♪」
先輩は機嫌良さそうに笑いながら、繋いだ手に一層力を込めて大きく振りながら歩く。
「先輩…ちょっと歩くの速いです…」
「えっ、そう♪?」
えっ、そう♪?
じゃなくて、そうですからっ!!
「あーーーーっ!!!!!!!!」
忘れてたっ!!
「ぇ、いきなり牧野どうしたの??」
あたしの大声に動揺する先輩…。
「鍵かけるの忘れたーー!」
もうすぐ駅着くし?
はぁ…仕方ないか…
「先輩、先行っててくれますか?」
あたしは先輩に聞いた。