大人の恋愛~背徳の行方~
「つまりだ、中島は、全てが螢の我儘で、現在があると
 言う事なんだな!?」

「もちろんです!!」

「まぁー確かに、螢が一番悪いが、でも梨桜ちゃんも、結局、
 螢が忘れられなかったんだろ・・・・
 お互い様じゃないか!?
 それに、今回の真紀の妊娠は、早かれ遅かれ、夫婦になれば、
 夫婦生活は、つきものだから、仕方がないだろ・・・
 結婚してから、別れるよりは、今のうちに別れた方が、水無瀬
 の為だろ・・・
 違うか!?」

「・・・・・・・・・・・」

確かに、黒木の言っていることは、正論だった。

この先、愛人として生活してくよりは、今のうちに、別れた方が
いいに決まっている。

環は、頷くことしか出来なかった。

黒木は、環が、本当に梨桜を心配しているのが解った・・・・・

しかし、黒木は、今夜ここに来たのには、もう一つの目的があった。

「ところで、中島・・・否、環・・・・俺と付き合わないか!」

突然の告白に、環は、呆気にとられてしまった。
< 133 / 232 >

この作品をシェア

pagetop