大人の恋愛~背徳の行方~
真紀は、悶々とする気持ちを抱えながら、麗に電話をかけ、
愚痴を来てもらったが、すっきりしなかったので、次の土曜日に
凛を実家に預けて、真由美と出かける事にした。

真紀は、麗には、なんでも言えたが、真由美には、やはりプライドが
あってか、自分は幸せなんだと、見せたかった・・・・

そうすることにより、自分のプライドを保ち、そして自分は幸せなんだと
感じることが出来るのだ・・・・

それに、真由美が、入社当時から、螢が好きだったのを、真紀は知っており、

真由美が螢を好きなのを知りながら、真由美を自分の味方に付けて、
応援させた・・・・。

螢を手に入れる為には、真紀は、手段を選ばなかった。

真紀は、自分の容姿には自信を持っており、家柄も良かったし、大学も
そこそこ有名な大学を出ていたので、自分が振られることなんか
全く考えてはいなかったのだ・・・・・。

だから、真紀にとっての真由美は、自分が幸せを確認するための手段だった。

約束の土曜日、真紀は、真由美と待ち合わせて、ランチの前に
お茶をしようと歩いていると、向こうから

「あっ、高丘君だわ・・・・」

「えっ・・・・」

真由美の言葉に、真紀が向くと、そこには理と梨桜が
楽しそうに話しながら、こっちに向かって来た。

「高丘君!今日は、デート?」

「あっ、真由美先輩!!あれ、真紀さん・・・
 今日は、二人でお出かけなんですね!?」

「うん、そうよ!理君、そちらの方は?」

真紀が、理にそう聞くと、

「初めまして、水無瀬と申します。」

梨桜は、動揺を見せずに、しっかりと挨拶した。
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