大人の恋愛~背徳の行方~
そして二人は、話し終えると、皆がいる場所へ移動した。

幸子は、考えた・・・・どうしても、香奈に、螢と会って欲しい!

「香奈ちゃん、いつ新潟に帰るの?」

「はい、母はこの後帰りますが、私は、明後日の月曜日に帰ろうかと
 思っています。」

「そう・・・ねぇー、明日、用がないなら、家に来てくれないかしら?
 香奈ちゃんに家を見てもらって、なんのお花が家に会うのか見てほしい
 の!? ダメかしら?」

「良いですよ。どうせ、明日は、何も用はないし、姉は、環さん達と
 出かけなきゃならないみたいなので、私は、大丈夫ですよ」

「そう、良かった。じゃー、梨桜ちゃんのマンションまで、理に
 迎えにやらせるから、10時に迎えに行かせるわ!」

「えっ、いいですよ、迎えなんて・・・私が、高丘さん家の最寄駅まで
 行きますから・・・・大丈夫ですよ!!」

「いいのよ。理には、私から言っておくから、家へ来た後、三人で
 東京観光しましょう!!楽しみにしてるから・・・」

「はい・・・じゃー、遠慮なしで、お待ちしてます」

香奈は、幸子の強引な誘いを承諾した。

幸子は、強引ではあるが、何か考えがあるのだと感じたので、香奈は
承知したのだ。

しかし、理が迎えに来るとは・・・・正直、香奈は理のようなタイプは
苦手だった。

イケメンで、自分の魅力を最大限活用し、頭も切れる・・・・。

香奈が最も苦手なタイプだった。

香奈の霊感は、他人の事は良く解るのだが、自分の事は、まるっきし
解らない・・・だから、自分が誰と縁があるのか、全く解らなかった。

そのお陰で、今まで普通に生活してこれたのだが・・・

自分の未来まで解ってしまっては、生きているのが辛いと思う・・・
その点は良かったが、ただ昔から、理のようなタイプは、
何か巻き込まれそうで、今までも避けて来たのだ。

しかし・・・・・『明日、一日の辛抱だ!!』そう、香奈は思った。
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